たるみ毛穴の悩み解決！原因から改善方法・予防ケアまで徹底解説

ある時ふと「頬に目立ってきた毛穴」に気づいて、なんとか無くしたい、元に戻したいと思い悩んでいる方も多いでしょう。

10代、20代の頃には目立たなかったのに、なぜ30代を超えると急に頬の毛穴が目立ってきてしまうのでしょうか。実はこれ、肌の老化のサインです。

本記事では、若い頃にはなかった「たるみ毛穴になる原因」ついて解説しています。

また今日からすぐ実践できる、簡単な「たるみ毛穴の改善方法」についてもまとめています。

ぜひ最後までお読みください。

毛穴のたるみの特徴と原因

10〜20代の頃にTゾーンで目立っていた丸い毛穴は、皮脂の分泌が多くなりおこります。

一方「たるみ毛穴」は、皮膚のたるみとともに毛穴もたるみ、縦長の毛穴となり目立つようになります。

「たるみ毛穴」の特徴と目立ってきてしまう原因について詳しく解説していきましょう。

30代以降に現れるたるみ毛穴

皮膚がたるむと毛穴が引っ張られ、縦に長くなり目立ってきます。これが「たるみ毛穴」です。

【たるみ毛穴の特徴】

	たるみ毛穴
できやすい場所	頬、鼻筋の横、ほうれい線の付近
形	楕円形、しずく型
年齢	30代以降に多い

今目立ってきている頬の毛穴が、たるみ毛穴なのか普通の毛穴がなのかは、簡単にチェックできます。

• 頬を持ち上げると消える
• 髪をアップすると目立たなくなる
• Tゾーン（おでこや小鼻）の毛穴より目立つ

1つでも当てはまると、たるみ毛穴の可能性が高くなります。しっかりとケアしていきましょう。

加齢や表情筋の衰えが影響

年齢を重ねるとともに、皮膚の中からコラーゲンやヒアルロン酸などが減っていきます。

また、顔にある筋肉の表情筋も衰えていきます。

この2つが、肌からハリや弾力をを奪い、皮膚をたるませ、たるみ毛穴を作ってしまう原因です。

たるみ毛穴を何もせず放置していると、たるみ毛穴同士が帯状にくっつき小ジワのように見えます。悪化させないように気をつけましょう。

たるみ毛穴の改善方法

たるみ毛穴を改善する方法を4つ紹介します。

1. 低刺激の洗顔料を選ぶ
2. 保湿と乾燥予防を徹底する
3. リフトアップ効果のあるスキンケアを活用
4. 紫外線ケアを怠らない

たるみ毛穴は、適切なケアをすれば進行を遅らせられます。老け見えの原因となるため、今からしっかりケアしていきましょう。

低刺激の洗顔料を選ぶ

刺激の強い洗顔料は、肌にダメージを与え「たるみ毛穴」によくありません。

10〜20代の頃は毛穴の黒ずみや汚れを防ぐために、スクラブ入りの洗顔料をよく使う方も多いと思います。

しかし、スクラブ入りは肌に負担がかかるため、たるみ毛穴には向きません。

たるみ毛穴には、肌にやさしい低刺激の洗顔料を選び、優しく洗顔しましょう。洗顔のポイントは4つあります。

1. ぬるま湯で洗う
2. 泡立ててから優しく洗う
3. 押さえるように優しく拭く
4. 洗顔後すぐに保湿ケア

簡単なので、今日からすぐに実践してみましょう。

保湿と乾燥予防を徹底する

肌は乾燥するとハリや弾力が失われます。ハリや弾力が失われると皮膚がたるんでいき、たるみ毛穴につながります。

まずは、スキンケアで肌表面を保湿し、たるみ毛穴が悪化するのを防ぎましょう。化粧水のあとに、必ず最後に乳液やクリームでフタをしてくださいね。

リフトアップ効果のあるスキンケアを活用

シワやたるみ、高保湿など、エイジングケアに有効な成分が入った美容液を使うとよいでしょう。

美容成分には下記のような成分があります。

	ハリ	保湿
成分	レチノールビタミンC誘導体コラーゲンナイアシンアミド	セラミドヒアルロン酸グリセリンスクワランペプチド
効果	ふっくらとした肌に	みずみずしい肌に

紫外線ケアを怠らない

加齢や表情筋の衰えにより、肌のハリが失われるということを話してきました。そして「紫外線」も肌のコラーゲンを壊してしまうため、たるみ毛穴によくありません。

紫外線にはUV-B波とUV-A波の2種類の波長があります。UV-A波は、肌の奥の真皮にまで到達するため、肌がたるむ原因です。

外出時は、日焼け止めを塗る以外に、日傘や帽子でも紫外線対策をしましょう。

また室内にいる時も、洗濯物を干したり窓からの日差しで日焼けをします。紫外線対策は忘れずにしておきましょう。

予防と生活習慣の改善

たるみ毛穴を予防するためには、スキンケアや紫外線対策以外に、体の内側からもケアしていきましょう。

ケア方法は3つあります。

1. 表情筋トレーニングでハリを保つ
2. 肌に良い栄養素を摂取する
3. 規則正しい睡眠で肌を休める

順番にみていきましょう。

表情筋トレーニングでハリを保つ

表情筋が衰えると皮膚がたるみ、たるみ毛穴ができやすくなります。普段から、顔の筋肉を動かすことを意識して過ごしましょう。

• 声を出して笑う
• はっきりと話す
• よく噛んで食べる

など、普段の日常生活に取り入れるだけで変わります。

鏡を見ながら「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かしトレーニングするのもおすすめですよ。

肌に良い栄養素を摂取する

肌の栄養分であるタンパク質を摂っていきましょう。

タンパク質が入っているおすすめ食材は

• 鶏のむね肉、ササミ
• 大豆製品
• 魚
• 卵
• ブロッコリー

です。どれも身近で食べやすい食材です。良質なタンパク質を摂って、体の内側から栄養を蓄えましょう。

規則正しい睡眠で肌を休める

寝不足になると、成長ホルモンの分泌がうまくされません。また血行不良となり、肌に悪影響を及ぼします。

寝不足の翌日に肌の状態が悪いことってよくありますよね。

成長ホルモンは、22時〜2時の夜中寝ている間に分泌されるため、特にその時間はしっかり睡眠をとるようにしましょう

Q＆A: たるみ毛穴に関するよくある質問

引っ張ると消える毛穴とは?

たるみ毛穴です。肌がたるむと、皮膚を下に引っ張るため縦長の毛穴になります。引っ張ると皮膚のたるみが一時的に改善されるため、消えたように見えます。

開いた毛穴どうしたらいい?

優しく泡で洗顔し、スキンケアで保湿しましょう。肌は乾燥すると皮脂を過剰に分泌し、毛穴が目立つため、保湿が大切です。

頬のたるみ毛穴の原因は?

肌のたるみと表情筋の衰えが原因です。加齢、紫外線、乾燥などから、肌のハリがなくなり、皮膚がたるんできます。また加齢に伴い、顔の表情筋も衰えます。

まとめ

ここまで「たるみ毛穴になる原因」と「改善方法」について解説してきました。

たるみ毛穴になる原因は大きく2つあります。

• 皮膚のたるみ
• 表情筋の衰え

たるみ毛穴を予防するには、

• 肌を保湿
• 優しい洗顔
• 良質な睡眠
• 紫外線対策
• 表情筋をトレーニング

などのケアが必要です。

難しいものはなく、自宅で簡単におこなえます。

たるみ毛穴は肌のたるみの始まりです。気づいた段階からすぐケアを始めてください。10年後、20年後も今と同じくらいキレイな肌を目標に過ごしてくださいね。