レチノールと紫外線|効果的な活用法と誤った情報とは?

レチノールを塗って紫外線を浴びるとシミになるという噂をよく耳にします。

「レチノール塗ったまま外に出ても大丈夫?」

「レチノールって朝は塗ってはダメなの?」

と、心配をしている方も多いでしょう。では実際この噂って本当なのでしょうか。

本記事では「レチノールに関する噂のウソ・ホント!?」と「正しい使い方」についてまとめています。

特に、レチノールを使い始めた方や、これから使おうと考えてる方にむけて、わかりやすく解説しています。

ぜひ最後までお読みください。

目次

レチノールと紫外線に関する一般的な誤解

レチノールには「朝は使えない」「シミができる」などたくさんの噂があります。

  • 朝の使用に関する噂
  • 光毒性とは
  • シミや日焼けの懸念

について順番に説明します。

朝の使用に関する噂

レチノールは朝は使えないという噂があります。しかし、これは間違いです。

レチノールは抗酸化作用があるため、シミの原因となる活性酸素を防いでくれます

しかし、光浴びると不活化するのも事実です。ただし光を浴びてすぐレチノールの効果がなくなることは考えづらく、徐々に効果が減ると考えられます。

レチノールは、朝晩2回利用するようにしましょう。

ただし、レチノールを使うと肌が紫外線に対して過敏になるため、日焼け止めや日傘での紫外線対策は必須です。

光毒性とは?

光毒性とは、紫外線によりダメージを受けやすくなる性質です。

レチノールには光毒性はありません。

光毒性は、オレンジやレモン、ブロッコリーなどに含まれる「ソラニン」や、ベルガモットに含まれる「ベルガムテン」に含まれています。

これらの食材などは、シミができやすくなるため気をつけましょう。

シミや日焼けの懸念

レチノールを塗ると、紫外線に対して肌が敏感になるため、シミなったりや日焼けしたりするのではないかと、懸念される方もいるでしょう。

しかし、あくまでシミや日焼けは、紫外線を浴びることでメラニン色素が増えておこります。

レチノールは、メラニン色素の排出を促す役割があるため、シミになることを防いでくれる大切な成分ですよ。

レチノールの正しい使い方とタイミング

レチノールは、朝と夜の2回の利用がおすすめです。朝と夜に使うメリットや、スキンケアの順番について解説します。

朝と夜の使い方の違い

レチノールは朝晩2回の利用がおすすめです。

夜に使うメリットは、肌は、催眠中に回復することから、寝ている間に肌に十分な栄養成分が行き届くからです。

朝に使うメリットは、レチノールがもつ抗酸化作用で、活性酸素を除去します。活性酸素はシミの原因です。

日中の紫外線対策は忘れずしましょう。室内でも窓からの日差しで紫外線を浴びるため、日焼け止めは必須ですね。

スキンケアの順番

毎朝のスキンケアにレチノールを入れる際は、下記の順番にしましょう。

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. 乳液
  4. レチノール
  5. クリーム

スキンケアで大事な点は、油性成分が強いものが最後になるという点です。

油性成分のものをつけてから、水性成分をつけると弾いてしまいうまく肌に浸透しないため気をつけましょう。

商品により、使用順序が違う場合があります。商品の説明を事前にチェックしてください。

レチノールクリームの効果と使い方について徹底解説

年齢と使用頻度の関係

エイジングケアに有効な成分レチノールを使うなら、25歳以降からがおすすめです。

25歳を過ぎると肌からコラーゲンが減り、少しづつシミやシワができやすくなります。肌老化のスピードを遅らせるために、なるべく早い段階から取り入れたい成分です。

レチノールを使用するなら、年齢に関係なく朝晩2回の利用をおすすめします。

初めて使う場合は、2、3日に1度の利用にとどめます。敏感肌の方なら夜だけなど利用頻度を調整してください。

しばらく様子見をして問題がなければ、徐々に使用量を増やしていきましょう。

レチノールの効果が出るまでの期待できる結果

レチノールが有効なエイジングケアには、大きく3つあります。

  1. シミやシワの改善
  2. 皮膚のはりと弾力
  3. 肌のターンオーバー促進

順番にみていきましょう。

シミやシワの改善

シミやシワの改善が期待できるのには、2〜3ヶ月ほど継続して利用しましょう。

シミは、肌に蓄積したメラニンが原因でおこります。レチノールは肌からメラニン色素の排出を促す役割をもっています。

レチノールを塗ることでシミやくすみを薄くしたり防止したりできます。

またレチノールは「シワの改善」に効果があると厚生労働省が承認した成分です。

シミ、シワの両方に効果が期待できる嬉しい成分ですね。

皮膚のハリと弾力

ハリ肌を実感できるのには、2〜3ヶ月ほどの継続利用が必要です。

レチノールは、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸を増やす役割があります。

肌は乾燥すると、肌老化が進みます。コラーゲンやヒアルロン酸が増えることにより、みすみずしく若々しい肌に近づきます。

肌のターンオーバー促進

レチノールは、肌のエイジングケアに欠かせない成分です。

年齢とともに肌の新陳代謝が遅くなり、シミやシワなど肌老化へとつながります。

レチノールは肌のターンオーバーを促進し、余分な角質を取り除きます。毎日のケアで、ごわつきのないキレイな肌を手に入れましょう。

レチノールと日焼け止めの適切な併用方法

レチノールを使うと、肌が紫外線に過敏に反応してしまいます。その状態を防ぐために、しっかりと日焼け対策をしましょう。

日焼け止めの順番

レチノールを使用したら、必ず日焼け止めが必要です。日焼け止めは、スキンケアのあと、メイクの前につけるようにしましょう。

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. 乳液
  4. レチノール
  5. クリーム
  6. 日焼け止めクリーム
  7. メイク

スキンケアは、水溶性のものからつけ始め、最後に油分の多いものになるように使います。

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レチノールと日焼け止めの相性

レチノールと日焼け止めは相性がよいです。レチノールを使用した場合は、必ず日焼け止めクリームを塗るなど、紫外線対策が必要です。

石けんで落とせる・スプレータイプ・伸びがよいテクスチャーなど、肌に負担がかかりにくく、低刺激なものを選ぶとよいでしょう。

レチノール誘導体と純粋レチノールの特徴と違い

純水レチノールとはビタミンAのことです。レチノール誘導体とは、ビタミンA誘導体とも呼ばれ、レチノールの構造が変化した成分を表します。

効果と安定性の比較

レチノール誘導体には種類があります。その中で一番効果が高いのは医薬品に属するトレチノインです。

純水レチノールを含めて、効果が高いものから順番に並べると

  1. トレチノイン
  2. 純粋レチノール
  3. 酢酸レチノール
  4. プロピオン酸レチノール
  5. パルミチン酸レチノール

トレチノインの効果の高さは、純水レチノールの50〜100倍です。

【純水レチノールとレチノール誘導体の比較表】

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トレチノイン純水レチノール酢酸レチノールプロピオン酸レチノールパルミチン酸レチノール
分類医薬品医薬部外品店・化粧品医薬部外品・化粧品
効果非常に高い高い低い
刺激非常に強い強い弱い
安定性低い低い高い
副作用(※)おこりやすいややおこりやすいおこりにくい

(※)かゆみ、赤み、乾燥、皮剥けなどが起こる。自然におさまる。

化粧品や美容製品での利用

一番効果が高いレチノール誘導体である「トレチノイン」は医薬品に属します。日本では美容皮膚科などでのみ販売されています。

一方、純水レチノールや、そのほかのレチノール誘導体は、医薬部外品や化粧品に属します。市販されているため、どこでも購入可能です。

高価なものから安価なものまで幅広く販売されています。効果の高さと価格とを比較し、長期間継続できるアイテムを選ぶとよいでしょう。

選び方と注意点

「効果と安定性の比較」で純水レチノールやレチノール誘導体には種類があることはお伝えしました。

効果が高いものは刺激が強くなり「レチノイド反応」と呼ばれる副作用がおきやすい傾向にあります。

レチノイド反応では、

  • 赤み
  • 痒み
  • 乾燥
  • 皮剥け

などが、肌にビタミンAが不足していた場合におこりやすいです。レチノールやレチノール誘導体を塗り、肌が慣れてくると、自然に治る場合がほとんどです。

敏感肌の方や、副作用が不安な方は、一番刺激が少ない「パルミチン酸レチノール」からスタートしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

レチノールの効果的な使い方や紫外線との関係について解説してきました。

レチノールを効果的に使うには

  • 朝晩2回使用する
  • 継続して使用する
  • 使用後は日焼け対策を必ずする

ことが大切です。

レチノールは、紫外線に対して肌が過敏に反応します。しかし光毒性があるわけではなく、日焼け止めクリームや帽子などでの紫外線対策で対応可能です。


今だけでなく、未来の肌も若々しくあるために今からのケアが大切です。毎日のケアにレチノールと取り入れて、しっかりとエイジングケアしていきましょう。

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