口元のシワの原因と改善方法|効果的なスキンケアとエクササイズ

口元のシワ

「口元のシワ消す方法あるかな?」

「あごにできシワ、これって何?」

「ほうれい線がでてきてる……」

と口周りのシワが気になりお悩みの方もいるでしょう。今までマスクで隠れていた口元も、マスクを外す機会が増えた今はよけいに気になります。

本記事では、口元にできるシワとケア方法について徹底的に調べました。

今日からすぐできる簡単エクササイズも部位別に紹介しています。

口元のシワ、できればお金をかけずにケアしたいと思ってる方に読んで頂きたい内容となっております。

ぜひ最後までお読みください。

目次

口元のシワの種類と原因

口元は皮膚が薄く、大変シワができやすい場所です。またシワができると年齢を感じやすい部位でもあり、目立ちます。

口周りで特に目立つシワは下記3つです。

  1. ほうれい線
  2. マリオネットライン
  3. あごの梅干しジワ

シワ別に、詳しく原因を解説していきましょう。

ほうれい線

ほうれい線とは、小鼻の脇から唇の端に伸びたラインです。実はほうれい線はシワではありません。骨格や筋肉が影響し、頬と口の境目に刻まれる溝です。

できてしまう原因は主に3つあります。

  • 加齢
  • 頬と口元のたるみ
  • 表情筋の衰え

加齢に伴い皮膚の内側の真皮から、コラーゲンやエラスチンが失われます。肌からハリや弾力がほうれい線が目立つ原因です。

肌の乾燥や間違ったケアにより、頬や口元の皮膚がたるみ「ほうれい線」となり頬と口元にラインを刻みます。

また表情筋の衰えにより、肌は皮膚を支えられずにたるみます。表情筋の衰えは、加齢による場合と、普段から表情が乏しいなど表情筋を使わない生活が原因です。

マリオネットライン

マリオネットラインとは、唇の端からあごに向けて伸びる、腹話術で使う人形の口元のようなラインです。

特に表情を変えず普通の顔をしている時にも目立つため、口元のシワの中でも特に年齢を感じさせるシワでもあります。

できる原因は主に4つです。

  • 加齢
  • 頬と口元のたるみ
  • 表情筋の衰え
  • 噛み合わせの悪さ

加齢により骨が縮んだり、口元に脂肪が増えたりします。さらに脂肪を支える靭帯が緩み、最終的にあごの筋肉もゆるんでしまいマリオネットラインができます。

また、噛み合わせが悪かったり、片側だけでかむ癖があっとたりすると、筋肉のバランスが崩れマリオネットラインができる原因です。ほうれい線同様、乾燥や肌のハリが失われ、頬や口元のたるみが原因でもおこります。

表情が乏しい方も気をつけましょう。特に、常にしかめっ面でへの字口でいる方は、マリオネットラインができやすいですよ。

あごの梅干しジワ

あごの梅干しジワは、口を閉じている時にあごにできるシワです。凸凹していて目立ちますよね。

あごの梅干しジワは年齢に関係なくできやすく、怒って見えたり暗く見えたりするため悩んでいる方も多いでしょう。

できる原因は、

  • オトガイ筋の影響
  • 歯並びが影響
  • 下あごの形状

他のシワとは少し違いますね。「オトガイ筋」って初めて聞いた方も多いでしょう。

「オトガイ筋」とは、下あごを持ち上げる時に使う、下唇から下あごに向かって伸びる筋肉です。

歯並びが悪いと、オトガイ筋を使います。特に下記の状態だと、梅干しジワができやすいです。

  • 出っ歯
  • 口ゴボ
  • 開咬(かいこう)

出っ歯は、前歯が大きい、指しゃぶりをしていたなど遺伝や癖が原因でおこります。

口ゴボとは、横顔をみると唇が鼻より前に出ている状態で、遺伝、口呼吸や舌で前歯を押すなど癖でおきます。

開咬(かいこう)とは、奥歯を合わせた時に、前歯に隙間があったり、上下の前歯が揃わなかったりする状態です。遺伝や指しゃぶりが原因でおこります。

最後の原因は、下あごの形状です。生まれつき下あごが奥に引っ込んでおり、上唇と下唇が離れている状態で、オトガイ筋を使う機会が増えます。

あごの梅干しジワは、骨格や歯並びが原因のため美容整形や歯の矯正が必要です。しかし、口周りの筋肉を鍛える、目元を強調したメイクをするなどで対策はできるでしょう。

口周りのシワに効くクリームと美容液

口周りのシワはさまざまな原因でできます。肌の乾燥や肌の弾力が失われると、シワができやすい環境を作るため、しっかりとしたケアが必要です。

口周りのシワに効くスキンケアを行うには、下記5つがポイントです。

  1. ヒアルロン酸配合のクリーム
  2. コラーゲン生成を促す成分
  3. 保湿力の高い化粧水
  4. 美容液でハリと弾力をキープ
  5. 紫外線対策を強化する日焼け止め

順番にみていきましょう。

ヒアルロン酸配合のクリーム

ヒアルロン酸とは、肌の形成に必要な成分で、主に肌の保湿を担当しています。

乾燥シワ予防で、ヒアルロン酸配合のクリームを選ぶ時のポイントは下記4点です。

  • 使い心地がよいか?(テクスチャーなど)
  • 香りは好みか?
  • 肌質に合っているか?
  • 使い続けられる価格か?

ヒアルロン酸配合のクリームを使い、肌の表面や皮膚の角質層をしっかり保湿し、乾燥から守りましょう。

コラーゲン生成を促す成分

コラーゲンとは、肌にハリを与える、たんぱく質の一種です。肌からハリがなくなるとシワやたるみの原因となります。

コラーゲンは、ヒアルロン酸・エラスチンとともに、真皮を構成する重要な成分です。加齢・紫外線・乾燥などが原因で減っていきます。

化粧品は角質層までしか浸透せず、真皮には届きません。しかし、コラーゲンの生成を助けたり、角質にうるおいを与えたりして、肌を守ります。

コラーゲン生成を助ける成分は主に下記4つです。

  • レチノール
  • ビタミンC誘導体(アスコルビン酸など)
  • ナイアシンアミド
  • 幹細胞培養液

コラーゲンと一緒に配合されている商品を選ぶとよいでしょう。

保湿力の高い化粧水

乾燥を予防するために、保湿力の高い化粧水選びが大切です。まずは化粧水で肌に水分を与え、そのあとに乳液やクリームで水分が逃げないようにフタをしてください。

保湿成分を4つ紹介します。

  • グリセリン
  • ジグリセリン
  • BG
  • DPG

保湿力の高い化粧水選びのポイントは下記3点点です。

  • エタノール無配合
  • 保湿成分が2種類以上
  • 糖類も配合されている

エタノールが配合されているとサッパリとした使用感なため、保湿力が維持しません。

化粧品での糖類とは、ヒアルロン酸・ソルビートル・トレハロースなどです。糖類は、保湿成分を後押しするため、より保湿効果が高くなります。

美容液でハリと弾力をキープ

スキンケアの基本は保湿です。化粧水と乳液・クリームだけでも保湿はできます。

しかし、さらに保湿・ハリや弾力を促す成分を美容液でプラスしてあげると、より効果を発揮するためおすすめです。

  • ハリ:コラーゲン
  • 弾力:エラスチン
  • 乾燥:ヒアルロン酸

特にエラスチンは、20歳前半がピークとなり、以降どんどん減っていきます。さらに食事からは補給できないため、美容液で補なうようにしましょう。

紫外線対策を強化する日焼け止め

紫外線にはUV-B波とUV-A波があります。特にシワやたるみに悪影響なのは、真皮にまで届くUV-A波です。

UV-A波はコラーゲンを切断しエラスチンを変形させて、肌機能を低下させます。肌機能が低下するとシワやたるみの原因です。

窓からの日差しで紫外線は入ってくるため、室内でも日焼け止めを塗り紫外線対策をしてください。外出時は、帽子や日傘をプラスするとよりよいでしょう。

口周りしわエクササイズ

口周りのシワを改善、予防するためのエクササイズを5つ紹介します。

  1. 表情筋を鍛えるエクササイズ
  2. 口輪筋を強化するトレーニング
  3. リフトアップ効果のあるストレッチ
  4. 口角を上げる筋肉の活性化
  5. シワを緩和するマッサージ法

どの方法も、やりすぎは逆に良くないため気をつけましょう。順番に紹介します。

表情筋を鍛えるエクササイズ

表情筋を伸縮し強化するエクササイズ方法は、下記4つです。

  • 鏡を見ながら、口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」という。
  • 口を閉じて、ほうれい線の裏をなぞるように(歯茎をなぞるように)舌を動かす。左右対称になぞったり、回したりしましょう。
  • 上の歯を見せて、口角を上げて笑う。
  • 右の口角を上げて右目を閉じて5秒。左の口角を上げて左目を閉じて5秒。(左右とも、唇と目をそれぞれを寄せる感じで)

口輪筋を強化するトレーニング

口輪筋とは、口の周りの筋肉です。トレーニング方法はいくつかあります。簡単にできる2つを紹介します。

【口だけでする方法】

  1. 唇を前に突き出して「うー」
  2. 口角を上げて笑顔を作日ながら「あー」
  3. 「うーあー」を10回繰り返す。

【割り箸を使う方法】

  1. 口に割り箸を加える。
  2. 鏡をみて笑顔を作り、割り箸より高くなるように口角をあげる。
  3. 口の筋肉を意識して動かし、元の状態に戻す。

h3: リフトアップ効果のあるストレッチ

口周りをリフトアップには、口輪筋のトレーニングを行います。

さらに、頭皮のリンパマッサージをプラスするとよいです。頭皮のリンパマッサージを行う部位は下記5つです。

  1. 前頭部
  2. 生え際
  3. こめかみ
  4. えりあし
  5. 前頭部〜首の付け根

リンパマッサージの方法は、次の3ステップです。

  1. 握りこぶしをつくる。
  2. 「1〜4」を指の第二関節をゆするようにグリグリする。
  3. 次に「5」を上から流すように動かす。

h3: 口角を上げる筋肉の活性化

「あいうべ」体操で、筋肉を活性化させましょう。慣れるまでは鏡を見て、どの筋肉を使っているかを感じながらやってみましょう。

  1. 大きく口を開けて「あー」
  2. 思い切り口を横に広げて「いー」
  3. 唇をとがらせながら「うー」
  4. あご先に舌を向けるように「べー」と舌をだす。

それぞれ、1秒キープして次へいきましょう。1セット10回を目安とし、寝る前やお風呂でするとよいでしょう。

h3: シワを緩和するマッサージ法

マッサージをする際に注意する点が2点あります。

  1. 強くやらない
  2. マッサージクリームを塗るなど、滑りを良くして行う(摩擦は肌に良くないため)

目立ちやすい「ほうれい線」に有効なマッサージを紹介します。

  1. 小骨の横(頬骨の下)に親指をおき、斜め上に上げて3秒キープ
  2. 頬骨に沿って少しづつ指を動かして押し上げる
  3. 頬骨の端まできたら終了

毎日1〜2分が目安です。痛気持ちいいと感じるくらいの強さで行います。

事前に蒸しタオルで肌を温めるなど、血行を良くしてから行うとさらによいですよ。

まとめ

口元にできるシワの原因とケア方法について解説してきました。

口元にシワができる主な原因は下記3点です。

  • 肌の乾燥
  • 表情筋の衰えやクセ
  • 皮膚のたるみ

口元のシワのケア方法としては主に下記4つです。

  • 保湿ケアをしっかりとする
  • よく笑う
  • への字口はやめる
  • 口周りのストレッチを行なう

どのケア方法も、今日から実践できます。への字口ばかりしていては、一緒にいる相手も、自分自身もいい気分ではないはずです。

笑顔でいることを心がけて、普段から自然に表情筋を鍛えていけたらいいですね。

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