「実年齢より年上に見られる」
「普通にしてるのに機嫌が悪いと思われる」
「よく怒っていると言われる」
眉間にシワがあると、このようなお悩みを持つ方が多いです。自分ではすごく楽しいのに、楽しくなさそうな印象を与えるのは、自分自身も相手もイヤな気分になってしまうでしょう。
本記事では、眉間のシワができる原因について徹底的に調べ、シワを改善する方法やシワを予防する方法について解説しています。
スキマ時間ですぐできる「眉間マッサージの方法」も紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
眉間のシワの原因
老けて見えたり、怒って見えたりとあまりいい印象を与えないのが「眉間のシワ」です。眉間のシワができる原因は以下3つです。
- 老化による弾力低下
- 乾燥によるハリの低下
- 表情による慢性化
順番に解説していきます。
老化による弾力の低下
眉間のシワは、10代や20代の頃にはあまりありません。しかし、30代になると目立ち始め、気にする方が増えます。
原因は、加齢により肌の弾力機能が低下したからです。
「コラーゲンやエラスチン」は肌の弾力を保つのに重要な成分です。しかし、年齢を重ねるとともにコラーゲンやエラスチンの生成に必要な女性ホルモン「エストロゲン」が減り、肌から弾力が奪われてしまいます。
肌の弾力が失われるとシワができやすくなります。10代の頃になかった眉間のシワが目立ち始めるのは、加齢とともに肌の弾力機能が低下したためです。
乾燥によるハリの低下
Tゾーンは皮脂が出やすいイメージがあり、保湿ケアを手抜きしてしまいがちです。しかし眉間は、実は乾燥しやすい部位のため潤いが不足しています。
眉間のシワは、表情筋を動かすと現れます。肌に潤いが保たれていれば、、顔を動かす事で現れた眉間のシワはしばらくすると消えるでしょう。
しかし、潤いをなくし乾燥した肌は、ハリが失われ皮膚が硬くなった状態です。硬くなった皮膚は、表情を変えた時に現れた眉間のシワを元の状態に戻せず、シワとして刻まれてしまうのです。
30代以降は皮脂量が低下するため、肌の乾燥には気をつけましょう。
表情による慢性化
眉間のシワは、表情クセによりつきやすくなります。
表情を変えた時にできたシワは、本来なら元の表情に戻せば消えるはずです。
しかし、いつも同じ表情をするなどクセになっていると、戻るはずのシワが慢性化して消えなくなってしまいます。
眉間は元々、脂肪が少なく弾力も少ない部位のため注意が必要です。
特に以下のような方は、眉間にシワができやすい傾向にあります。
- 目を細めて見るクセ
- 細かい作業が多い人
- よく怒る人
- 不満ばかりの人
- スマホ・パソコンをよく使う人
何か仕事に集中したり、スマホの使いすぎで目が疲れたりした時など、無意識で眉間にシワがよってしまう場合も多いです。
ファンデーションが眉間あたりに埋もれ始めたら、少しシワになりかけているサインです。注意してくださいね。
眉間のシワを消す方法
眉間のシワを消す方法を4つ紹介します。
- マッサージ
- メイク
- スキンケア
- 美容医療
順番に説明していきましょう。
マッサージ
眉間のシワは主に2つの筋肉が関係しています。皺眉筋(しゅうびきん)と鼻根筋(びこんきん)です。この2つの筋肉に有効なマッサージ方法を紹介します。
シワが定着しないようにマッサージしていきましょう。
【皺眉筋と鼻根筋のマッサージ方法】
部位 | マッサージ方法 |
皺眉筋(しゅうびきん)眉間の縦ジワに影響左右の眉を寄せるのに使う眉の上の筋肉。 | 人差し指と親指を使い「眉頭」を掴む。(眉毛の下の骨ごとつかむイメージで)掴んだまま、上に10回・外側にむかって横に10回・円を書くように10回する「眉頭」が終わったら「眉の中央」「眉尻」も同じようにマッサージする。 |
鼻根筋(びこんきん)眉間の横ジワに影響鼻のつけ根(眉間の間)にある筋肉 | 人差し指と中指を使って、おでこを上に軽く引き上げる鼻の付け根の一番低いところに、反対の手の中指をおき、左右に10回小さくスライドさせる次に「眉間」「眉頭」も同じように10回づつマッサージする |
メイク
メイクを上手く利用すれば、眉間のシワが目立たなくなります。眉間のシワを隠すためのメイクに注意点が2つあります。
- ファンデーションを塗りすぎない
- コンシーラーを塗りすぎない
眉間のシワを隠したいからといって、ファンデーションやコンシーラーを塗りすぎるのは逆効果です。化粧をした直後は上手く隠せていても、時間が経過しメイクが崩れてくると、眉間のシワが悪目立ちしてしまうためおすすめできません。
眉間のシワを隠すためのメイクポイントは以下2つです。
- ハイライトで調整する
- アイブロウを工夫する
ハイライトは、マット系か軽めのパール系を使います。鼻筋から眉間とおでこに向かって広げるように入れましょう。光をコントロールできれば上手に隠せます。ただし、パール感の強いハイライトは、悪目立ちしてしまうため使用は避けましょう。
アイブロウは、左右の眉頭を離すイメージで(寄せないように)書きましょう。眉を濃く書くのはNGです。薄く書き、最後にブラシでぼやかして自然に整えましょう。
スキンケア
肌は乾燥するとシワができやすくなります。日頃からしっかりと保湿ケアをすることで、シワができにくい肌作りができるでしょう。
眉間はTゾーンに含まれるため、ベタつくイメージがあり保湿ケアを意識してする方は少ないです。しかし眉間は、乾燥しやすく表情シワがつきやすいため、保湿ケアは必須です。
「セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸」などの保湿成分が入ったスキンケア用品を選ぶとよいでしょう。
美容医療
深くなった眉間のシワは、自宅でのスキンケアやマッサージではとれません。
深くなった眉間のシワを消すには、美容クリニックで「ボトックス注入」「ヒアルロン酸注射」などでの施術が必要です。どちらも、5〜10分程度で治療できます。
眉間のシワができる前に、20代から予防として施術される方もいるようです。
無料カウンセリングを実施しているクリニックも多いため、一度相談してみてもよいでしょう。
眉間のシワを予防する方法
眉間のシワを作らないために、今日から気をつける3つのポイントを紹介します。
- 電子機器の利用時間を制限する
- 紫外線対策をする
- 保湿をする
順番に解説していきましょう。
電子機器の利用時間を制限する
パソコンやスマホを長時間利用すると、目が疲れたり、集中しすぎたりして眉間にシワがよってしまいます。無意識でシワを寄せている場合がほとんどなので、意識して寄せないようにするのは難しいです。
眉間のシワはクセになると、肌に刻まれ深いシワへと変わる可能性があります。
30分や1時間に一回は休憩をとるなど、パソコンやスマホの利用時間を制限し、眉間のシワが定着しないように気をつけましょう。
紫外線対策をする
肌はバリア機能が正常に働くことで、水分と油分のバランスが守られています。しかし紫外線にあたると、肌のバリア機能が低下し、ダメージを受け皮膚が乾燥してしまいます。
乾燥した肌はシワができやすくなるため、紫外線対策を徹底しましょう。主な紫外線対策は、以下の3つです。
- 日焼け止めを塗る
- 日傘を使う
- 帽子をかぶる
日焼け止めは、室内でも塗ることをおすすめします。なぜなら、室内にいても窓越しや、少しベランダに出た時など、知らず知らずのうちに紫外線を浴びているからです。
潤いがあり、シワができにくい肌でいるために、しっかりと紫外線対策をしていきましょう。
保湿をする
肌は乾燥するとシワができやすくなります。潤いを保つことで、小ジワなどができにくくなるため、若いうちからしっかりと保湿ケアをするのが大切です。
眉間は乾燥しやすい部位です。表情シワが定着しないようしっかりと保湿して、眉間にシワができないようケアしていきましょう。
まとめ
眉間のシワの原因や対策について解説してきました。
表情クセが慢性化すると眉間のシワになりやすいです。みずみずしく若い肌なら、表情を変えた時についたシワは時間がたつと消えてなくなります。
しかし、肌が乾燥し硬くなっていると、表情クセによりついたシワが消えずに深くなり、眉間に刻まれてしまうのです。
眉間のシワは、できる前やでき始めた時など早めにケアしていきましょう。今からすぐできる対策方法は以下の3つです。
- マッサージでほぐす
- 肌を保湿する
- 紫外線対策をする
眉間のシワが深くなると、不機嫌に見えたり老けて見えたりと、あまりいいことはありません。
いつまでも若くきれいでいるために、さっそく今日からケアしていきませんか。